展示会スケジュール

少年ハリウッド原画展「僕たちの自意識」

□2021/07/22(木)~07/25(日)
12:00~18:00(最終日は16:00まで)【全日完全予約制】
ご予約はこちらからどうぞ

 少年ハリウッド
 『少年ハリウッド』(しょうねんハリウッド)は、橋口いくよによる日本の小説。E★エブリスタにて配信後、2012年7月に小学館文庫より刊行された。2014年6月に書き下ろしを含め、全てのストーリーが収録された完全版が刊行された。2015年7月より“アニメ×小説×ぜんハリ”を掲げるプロジェクトが進められており、2014年7月より9月までテレビアニメ第1期が放送され、2015年1月より4月まで第2期が放送された。 (Wikipediaより引用)

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普通のアイドルアニメじゃない!?

アイドルになろうと人間らしくもがく青少年たちをリアルに描いた「少年ハリウッド」。。。

『少年ハリウッド』第26話は手描きのライブシーンのみで構成された伝説の最終回となりました。
ダイジェスト版だったライブ映像を完全版にさせたい!その願いから2016年に
「TVアニメ『少年ハリウッド』第26話を完全版にさせたい!応援プロジェクト」と題したクラウドファンディングが行われ、
支援金により「少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR YOU-完全版」が完成しました。

新型ウイルスが流行し、先が見えない今こそ、一筋の光を。。。
このたび、当ギャラリーではファンとスタッフの願いと情熱の結晶である原画たちを展示いたします!
会場内では複製原画集などのグッズ販売もしております。

ウイルス感染防止のため予約制となっておりますが、無料入場です。
くれぐれも体調と安全第一で、夢のライブを観にお越しください。

※定員に達していない回は予約なしで入場できる場合もございますが、可能な限り予約をお願いいたします。

♪ハロー世界/少年ハリウッド【少年ハリウッド-HOLLY STAGE 49-OP】

おつつみ市~手ぬぐいと風呂敷~

□2021/06/14(月)~07/16(金)
11:00~19:00(最終日は5:00PMまで)
 

古くからの生活道具である「手ぬぐい」と「風呂敷」は、汗を拭ったり物を包んだり色々に使えて便利ですね。
オシャレな「手ぬぐい」と「風呂敷」をご紹介する「おつつみ市」では風呂敷の普及と風呂敷文化の復興に努める京都の老舗「宮井」「むす美」「有職 YU-SOKU」の風呂敷を展示販売。
花のお江戸の情緒・風流・心意気を巧みに映した、東京は谷中「いせ辰」の品や、横浜から「新しい和」を発信するテキスタイルブランド「濱文様」の品なども賑やかに並びます。手頃な価格のギフトやお土産としても重宝します。どうぞお楽しみください。

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『おつつみ市』は手ぬぐいと風呂敷の魅力をご紹介する展示即売の企画展です。

手ぬぐいを「昔のタオル」とイメージする方が多いかもしれません。しかしながら手ぬぐいとタオルは、まったく別のものです。
まず、絵柄が多彩でコレクション性の高いことが魅力です。「市松」「青海波」「雪輪」といった伝統文様から「パンダ」まで豊富なデザインは見ていて飽きることがありません。なかには誰もが知る葛飾北斎の「富嶽三十六景」のなかに豆柴と黒柴を、こっそりと忍ばせるなど機知にとんだパロディものもあります。

現代と古典の美術工芸を組み合わせ、着想を得ることで日本のアート&クラフトデザインの魅力を新たな視点で見つめ直すことのできる和心アイテムが「手ぬぐい」なのです。

もちろん手ぬぐいは実用的にも衛生的で機能性にも大変優れています。

 ●理由その壱:生地が薄いためコンパクトに畳めるので収納に優しい。
 ●理由その弐:縦と横の糸だけで織られた平織り構造は糸と糸の接点が少ないため、汚れが落ちやすい。
 ●理由その参:晴れた日なら干して30分もすれば、さっさと乾くほど手ぬぐいは乾くのが早い。
  ※ 縦の両端が切りっぱなしで縫われていないことが理由です。ハンカチなど端を縫っているものと比べて、ずっと早く乾きます。
   ほつれた糸はハサミで切り洗濯を重ねることで、ほつれが端から1~1.5センチ程度まで進むと、それ以上はほつれなくなります。
 ●理由その四:両端を縫っていないので、汚れが端に溜まらずに衛生的。

手ぬぐいはタオルやハンカチのような用途以外にも、物を包んだり、首や頭に巻いたり、枕に敷いたりと、布として活用できる範囲が日本の風土と日常生活にとても適応した便利グッズです。

身近な手ぬぐいを通して古今の文化をつなぐ豊かな水脈をご堪能いただければ幸いです。

次に掲げるのは「風呂敷」です。
今回は風呂敷に馴染んで頂きたいと思い、手頃な50センチ角の小布チーフ(税込価格\660)を100種類近くも集めました。
布地は綿素材の中で最も人気のあるシャンタン生地を使用しています。繰り返し洗えて重い荷物も安心して包める丈夫さがあるため、用途はハンカチや食事時のひざ掛けにしたり、御弁当包みにしたりして活用できます。
またちょっとしたギフトのラッピングクロスに使ったり、ミニタペストリーとしてお家に飾るのもお洒落です。

絵柄も豊富。鳥獣戯画にはじまり歌麿、写楽、北斎、国芳の浮世絵から尾形光琳の「燕子花図屏風」、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」まで日本美術〈夢の競演〉が見られます。
ほかにも北欧デザイン調から四季の意匠まで多彩なバリエーションがありますので、お正月、雛祭り、桜、端午の節句、あじさい、七夕、金魚、花火、お月見、ハロウィン、紅葉、クリスマスと集めれば季節を巡るお部屋の歳時記飾りが揃います。

90~120センチ角の大判サイズの風呂敷も、伝統柄をリスペクトしながらもモダンでファッショナブルなデザインを採用したり、新しい発想で使い方のアイデアを提案したりすることで人気が高まっています。
人間国宝・文化功労者の芹沢けい介の型絵染や正倉院の宝物裂を再現した風呂敷も、泰西名画を手軽に楽しむ感覚で身近なものとなりました。

風呂敷の人気の理由はなんでしょうか?

 ●理由その壱:用途が広いので便利です。ギフトラッピングにすれば贈り物に「風呂敷包み」で気持ちを添えることができます。
        日常使いでは、例えば四隅の隣り合う部分を結びハンドルを二つ作れば即席の買い物袋になります。
        スイカや酒瓶などの丸くて重いもの、不定形なものを複数包むのにも最適です。
        余話ですが、骨董屋さんの丁稚奉公は風呂敷の包み方を教え込まれるそうです。
 ●理由その弐:ウエストポーチやお散歩バックとしてファッションアイテムに使えます。
 ●理由その参:インテリアで楽しめます。タペストリーやテーブルクロスとして装飾的に活用できるのはもちろん
        ティッシュボックス包み、植木鉢カバー、籠の覆いやクッションカバーなど工夫次第でいろいろと実用的にも使えます。
 ●理由その四:素材のほとんどは綿ですので、丈夫で繰り返し洗濯が出来ます。
        風呂敷はエコバッグとして使える環境にやさしい暮らしを実践するための強い味方です。

以上のような実用性に加え、風呂敷には日本独特の美意識や精神が込められています。
風呂敷そのものに雅趣があるのも長所です。美しい柄や風合いが使う人の心をきっと豊かにすることでしょう。

これまでスペースの制約からまとまってご紹介することの難しかった和布の魅力を、楽しくひも解く展示会となっております。どうぞお見逃しなく。

手ぬぐいのお値段 \880~\1,320(税込価格)/大判風呂敷のお値段 \1,650~\4,400(税込価格)

――■ つくり手  ■―――――――――――――――――――――――――――――――――
    横浜捺染(よこはまなっせん)で染め上げた手ぬぐいと風呂敷の「濱文様」
            京都のふろしきメーカー「むす美」
       風呂敷の普及と風呂敷文化の復興に努める京都の老舗「宮井」
       昭和23年創業の京都の老舗風呂敷メーカー「有職 YU-SOKU」
         木綿の風呂敷と粋な手ぬぐいの江戸の老舗「いせ辰」
                           ※すべて安心の日本製です
―――――――――――――――――――――――――――――――――■ つくり手 ■――

『おつつみ市』が7月2日(金曜日)読売新聞朝刊で紹介されました。【TOKYOウィークエンド イベント情報】欄です。
大手新聞だけに、ご覧いただきました方も多いようです。ご来店の際、新聞を見て来ましたとお声がけ頂けることが何度かありました。

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手作り4人展

□2021/05/31(月)~06/05(土)
11:00~19:00(最終日は5:00PMまで)
 

創作レザーアクセサリー作家 小島厚子さんを中心に、「あとりえ うおぷく」の大平晃司さん、「アトリエDOUMU」の八百下樹実子さん、そして縄文風陶器の籾山文子さんが集まった「手作り4人展」です。

陶芸・染色・皮革・ガラスのジャンルから4名の作家が集いました。 様々な年代のクリエイターによる幅広いジャンルの工芸作品を通して、それぞれの素材の魅力と、オリジナリティ溢れる作家の創作エネルギーに直に触れて頂けるグループ展となっています。

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『あとりえ うおぷく』大平晃司さんは【染めの仕事】です。東京新宿の染色工房で働き覚えた伝統的染色技術を活かして、オリジナルデザインのバッグ・ポーチ・ブックカバー・Tシャツなどの作品を制作しています。
デザイン・図案を考えて型紙を作り、摺り込み染を主に柿渋染・絞り染・浸染で白生地を染め、その生地を裁断・縫製して仕上げるまで、正に首尾一貫した一人の手仕事です。絵柄はネコ・カエル・フクロウ・タツ・ウサギなどのキャラクターものが中心。バッグの持ち手の凝りようなど、既製品では決してお目にかかれない魅力的な逸品ながらも、お値段が大変手ごろというのが、また嬉しいところです。

『アトリエDOUMU』八百下樹実子さんは今回、初の参加となります。ステンドグラスの工房で働き技術を習得。独り立ちしてからは主にランプを制作の柱としています。キャリア35年の熟練した腕前から作り出される作品は全てがオリジナルの一点もの。女性に好まれるフェミニンな作風と手頃な価格が魅力です。

【縄文風陶器】の籾山文子さんは今回、初の参加となります。縄文の趣きを大切に焼いた手びねりの一点もの陶製品です。土の温もりと地球のかけらのパワーを感じて楽しんでいただけたらと思います。

『レザーアクセサリーWELL』小島厚子さんの作品の特徴は彫金の経験から皮革を金属のように仕上げていること。お母様の趣味のレザークラフト、お父様の趣味の油絵、自らの彫金の技術を合体させて独自の作風を確立した創作レザーアートです。デザインはユニークで面白く、そして楽しい。実用的には超軽量。長く使うほどに独特の艶が出てきます。

――■ 出品作家 ■―――――――――――――――――――――――――――――――――
           創作染め  / 「あとりえ うおぷく」 大平晃司
          縄文風陶器  /  籾山文子
        ステンドグラス  / 「アトリエDOUMU」 八百下樹実子
       皮革アクセサリー  / 「創作レザーアクセサリーWELL」小島厚子
―――――――――――――――――――――――――――――――――■ 出品作家 ■――

清水弥生 備前のむのむ展

□2021/05/10(月)~05/15(土)
11:00AM~6:00PM(最終日は3:00PMまで)
 
─ 馥郁たる土味、千変万化する窯変の趣き、土と炎が織りなす備前焼。─

【清水弥生さんからのメッセージ】
新緑の季節となりました。個展の催しも今回で16回目となります。
このたびは「おいしく珈琲を飲む」「料理の彩りを活かす」をテーマに
展示いたします。お忙しいと思いますがどうぞおはこび下さい。 
 
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備前焼の伝統に現代の生活感覚を取り入れた「使える」焼き物を、手捻りで作陶している清水弥生さんの個展は
平成元年の第一回展に始まり、隔年の開催。 今回で第16回展を迎えます。
 
備前の魅力はその陶土の特質にあります。
絵付けをせず、釉薬も掛けない『焼き締め』だけに土がとても大事。
備前の土は田圃の下の土ですが、そのままで使うことはありません。 土の力を十分引き出すために、
土づくりには大変な労力と手間ひまを掛けています。
こうして精製し熟成させた陶土はすべて手びねりで形作られ 半地下式の穴窯で14日間、
薪(火力が強いため赤松割木のみを使用)で硬く焼き締められます。
 
釉薬も使わず、絵付けもしない、ただただ焼き締めただけの、土と炎の芸術。
それはひとつひとつがかけがえのない個性を帯びた作家ものですが、清水さん自身が主婦であるという立場から
これくらいの価格で買えたらいいな、と思える手頃な値段に抑えてあります。
産声を上げたばかりの備前は、いわば原石。 使い込むほどに、滑らかな土肌となり、味わいを深めていきます。
器を育てる楽しみが、使い手にとっての備前焼の魅力でもあります。
 
そしてもう一つ付け加えたいのは水を美味しくするという、科学的にも立証された備前の力。
例えば清水さんのコーヒードリッパーを使えば味は格別。 美を愛でると共に味も楽しめるのが備前の器です。
備前の花器も、その花もちの良さでは定評があります。水を浄化する備前の力ならではのことですね。
 
店主ブログ『モノもの応援帳』では清水弥生さんの人と作品を御紹介中です。
どうぞのぞいてみてください。
 
【 陶 歴 】
昭和28年 東京に生まれる
昭和48年 武蔵野美術短期大学デザイン科卒業
武蔵野美術大学窯工研究部で備前を訪れた際、その土の素朴さに惹かれ、在学中より度々備前の作家を訪れ勉強する。
当時、森 陶岳先生のもとで修業中の作家・清水政幸との結婚を機に陶芸の道に進む。
昭和50年 備前長船の土師に、半地下式穴窯を夫・政幸が築窯
昭和60年 小型の穴窯を夫の指導で築窯
平成 元年 第一回 備前焼き食器展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成 4年 第二回 備前の花入れとうつわ展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川 以後隔年毎に開催
平成18年 第九回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川 師走 初窯
平成20年 第十回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成22年 第十一回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成24年 第十二回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成26年 第十三回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成28年 第十四回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成30年 第十五回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
 
清水弥生 備前作陶展2012 in ぎゃらりー小川 を You Tube でご覧いただけます。
 

『和紙の葉っぱ』と『木の人形』展

□2020/12/15(火)~12/20(日)
11:00AM~4:00PM

――■ 出品作家 ■―――――――――――――
    髙木 誠 : 木の人形
    中村るみ : 和紙の葉っぱ
―――――――――――――■ 出品作家 ■――
  
葉っぱをモチーフにした和紙工芸の中村るみさんと、北海道富良野で自然素材にこだわった木人形『森の楽団』を制作している高木 誠さんの作品展です。

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『和紙の葉っぱ』と『木の人形』

北の国・富良野で出会った感性が・・・
    一人は「和紙」で。一人は「木」で。
『和紙で作った葉っぱ』と『木で作った人形』の展示会です。

二人とも、
 自然の素晴らしさに感動し、その魅力に圧倒されながらも、
 愉しんで「創」っています。


高木 誠  北海道在住
      木・葉っぱ・野菜・・・自然の素材をまとった木の人形たち。
      生き生きと、楽しそうに森の中を跳びまわっています。
      木の温もりを感じる作品です。

中村るみ  千葉県在住
      それぞれが個性と表情を持っている・・・
                      木・雑草・野菜の葉っぱ
      一枚一枚、和紙を使って作った作品です。

「暮らしを彩る器たち」高橋和則・隼哉 親子展

□2020/12/06(日)~12/12(土)会期中無休
 午前11時~午後7時(最終日は午後6時まで)

陶芸教室 楽陶会を主宰する吉光窯 高橋和則(たかはし かずのり)さんと息子さんの親子展です。

長男の隼哉(しゅんや)さんは京都の地で、伝統ある京焼(清水焼)の技術を習得してきました。
器を主体とした陶器のロクロ成形と、陶芸の幅広い知識と技術を学び、いま陶芸家として独り立ちをしようとしています。
これを機会に親子であり、師弟でもある父 和則さんとの二人展を開催する運びとなりました。

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店主が学生時代からお世話になった田端の高橋粘土の社長さんが、実は陶芸家の高橋和則(たかはし かずのり)さんであることを後年知った折は驚きを覚えたものでした。当会場では2018年に引き続いての作品展です。

【 略 歴 】
•1959  東京北区田端に生まれる
•1982  父・楽焼作家 高橋一翠に陶芸を学ぶ
•1988  楽陶会主宰となる
       楽陶会展(松坂屋上野店)以後隔年
•1990  第20回全陶展入選 以後毎年
•1993  埼玉陶芸展 毎日新聞社賞
       第1回個展(赤坂ギャラリー小川)
•1995  全陶展 会友優秀賞
       第2回個展(松坂屋上野店)
•1996  第18回日本新工芸展入選 以後毎年
       日中陶芸文化交流展出品(景徳鎮)
•1997  第3回個展(松坂屋上野店)
•1999  第4回個展(松坂屋上野店)
•2001  全陶展 陶光会賞
       第5回個展(松坂屋銀座店)
•2002  北区の工芸作家展(飛鳥山博物館)以後毎年
•2003  第6回個展(松坂屋銀座店)
•2004  全陶展選抜シドニー展
•2005  全陶展理事優秀賞
•2006  第7回個展(松坂屋銀座店)
•2007  第39回日展入選
       全陶展文部科学大臣賞
•2008  第8回個展(松坂屋上野店)
       第40回日展入選
•2010  第9回個展(銀座・ギャラリーナミキ)
•2012  第10回個展(赤坂・キギャラリー小川)
•2013  以降日展入選4回

(公社)日本新工芸家連盟会員審議員
全陶展副会長
北区陶芸会顧問/楽陶会主宰

* * * * * * * 作家全日在廊 * * * * * * * 

手編みニット MINE 仲良し展

□2020/11/30(月)~12/05(土)
11:00AM~7:00PM(最終日は5:00PMまで)

天然素材にこだわり、着やすさを追求したオリジナルの一着からは、手づくりの温もりが伝わってきます。

――――■ 出 品 作 家 ■―――――――――――――――――――――――――
    水沼伊代子  室伏民子  福田静子  西谷豊子  渡辺幸子
―――――――――――――――――――――■ 手編みニット MINE ■――――

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今回で第18回を数える人気の恒例イベント、仲良し展は手編みニットのMINEさんの作品展です。

MINEとは編み物大好き仲間が集まったグループ名。ウールと草木染と藍染・・・天然素材にこだわり、着やすさを追求したオリジナルの一着からは、 手づくりの温もりが伝わってきます。

特筆すべきは、本藍染ウールを使用したセーターやベスト。
確かに藍染といえば綿・麻・絹といった素材が普通ですね。 本藍染ウールは滅多にないんです。

この本藍染ウールは北海道十勝で染められたもの。 
藍と緬羊の生産地である北海道だからこそ生まれた「羊毛に適した藍染」です。

羊毛を通常の藍染法で染めた場合、藍色素の定着が悪く発色も良くありません。
しかも、染液が強アルカリのために羊毛がダメージを受けてしまいますので
羊毛は当たり前の染色方法では染めることが出来ません。

様々な試行錯誤を経て生まれた藍染の羊毛は
【風合いを損なわずに、かつ、堅牢で十勝の空のような美しい藍色】に染め上げられています。

美しい本物の藍は私たちの五感を、やさしく癒してくれるような奥深さがあります。
きっと着るほどに鮮やかさを増して、飽きることがないでしょう。 正に大人の日常にふさわしい作品です。

手編みニット MINE 仲良し展2012 in ぎゃらりー小川を You Tube でご覧いただけます。

備前 清水政幸 作陶展

□2020/11/16(月)~11/21(土)
 午前11時半~午後6時半(最終日は午後3時まで)
 

釉薬を一切使わず薪の炎だけによって堅く焼き締められた土肌の【窯変】には、一つとして同じものがありません。
炎の芸術【備前焼】作家の清水 政幸(しみず まさゆき)先生の個展です。
花器と酒器を中心に向付、湯呑など「手にとってお楽しみいただける備前焼」が並びます。

勝間田(かつまだ)土、寒風(さむかぜ)土、下り松(さがりまつ)土など採土した土地により性質が異なる土を使い分け、備前焼の代名詞とも言える、緋襷(ひだすき)や胡麻(ごま)、 牡丹餅(ぼたもち)、桟切り(さんぎり)など焼き色と柄にも工夫を凝らした作品からは備前焼の真髄を堪能できます。 

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備前焼を作るには、まず土づくりが大切です。
自然の中に眠っていた良質の土から砂粒や木屑を手で取り除きます。
この作業を経ることで均質過ぎない粘土が出来上がり、土に命が宿るのです。

酸化焼成された下り松土の作品は土肌のきめが細かく、明るくしっとりとした味わいが魅力です。
また、黒手になる勝間田土は派手ではありませんが実に存在感が豊かです。徳利、ぐい呑、湯呑、壺など勝間田土のジワリとした土の表情を是非ご高覧ください。
また比較的お手ごろな価格の汲み出し湯呑なども並び、使って楽しむ作品が目を引きます。
清水さんのファンならずともぜひご覧になっていただきたい個展です。

 
清水政幸さんと弥生さんのホームページも、どうぞのぞいてみてください。
 
【 陶  歴 】
 昭和18年 横浜市戸塚区笠間街に生まれる。
 昭和42年 備前焼独特の「土」の魅力にひかれ、森 陶岳の門を敲く。
 昭和50年 備前長船の土師(はじ)に、半地下式窖窯を築窯する。(以後年2回焼成)
 昭和53年 昭和53年4月3日開窯の師・森 陶岳の「相生大窯」(全長50メートル)の仕事に参加。
 昭和56年 新しく窖窯を築窯。(年2回焼成。平成17年まで。)
 昭和58年 1月 東京・南青山グリーンギャラリーにて備前作陶展開催。(以後し、昭和60・62・63年に開催。)
      6月 第17回備前陶心会展にて「山陽新聞社賞」受賞。
 昭和61年 4月 天満屋にて作陶展。
 昭和62年 8月 日本伝統工芸展入選。茶の湯の造形展入選。
 平成 3年 ぎゃらりいおくむらにて作陶展開催。(以後隔年~開催)
 平成 4年 東京新宿・小田急百貨店にて作陶展開催。(以後隔年~開催)
 平成 5年 1月 第24回備前陶心会展にて「山陽新聞社賞」受賞。
 平成 6年 3月 森 陶岳師の「寒風大窯」に参画。(全長53メートル・焼成期間60日)
      日清めん鉢大賞展入選。ビアマグランカイ入選。
 平成15年 4月 森 陶岳師の新大窯に参画。(全長90メートル)
 平成18年 7月 窖窯を新しく築窯。
      12月 初窯出し。
 平成23年 6月 東京日本橋三越本店にて作陶展開催。
 平成24年 3月 岡山天満屋葦川会館にて森 陶岳大窯一門展開催。
 平成27年 東京赤坂ぎゃらりー小川にて作陶展開催(以後毎年)。
 平成28年 新大窯プロジェクト終える。
 
 陶友会会員、陶心会会員。
 
* * * * * * * 作家全日在廊 * * * * * * *
 

アトリエみさき ハンドクラフト展 2020

□2020/11/09(月)~11/14(土)
11:00AM~7:00PM(最終日は5:00PM)

――■ 出品作家 ■―――――――――――――
    押し花と手づくり : 竹内美佐子
         キルト : 佐藤 隆平
         銅版画 : 服部まき子
―――――――――――――■ 出品作家 ■――
  
押し花・キルト・銅版画・刺繍の楽しいコラボレーションです。クリスマスデコレーションも楽しめますよ!

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アトリエみさき ハンドクラフト展は今回が24回目。なんと24年目の秋となります。

コンテンポラリーキルターとして活躍する佐藤隆平さん、かわいいフクロウや猫をモチーフにした銅版画の服部まき子さん、そして絵画の域にも達する芸術性の高い押し花は竹内美佐子さん。3人のハンドクラフト作家がコラボレーションしたグループ展です。

会場ディスプレイとコーディネートは佐藤隆平さんが担当。楽しいクリスマス・デコレーションに魅了される 暖かいハーモニーに満ちた会場となりました。

華麗なる絞りの世界 ━ 京都絞り職人展 ━

□2020/10/21(水)~10/24(土)
 午前11時~午後7時(初日13:00より最終日16:00まで)

4日間限定で京都絞栄会「華麗なる絞りの世界 ━ 京都絞り職人展 ━」を開催します。
京都の絞り職人たちの匠の技が織りなす緻密で繊細な立体感のある京絞りを是非ご堪能ください。

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絞り染めは日本最古の染色技法で1300年もの歴史があります。
日本を代表する「京鹿の子絞」を守り伝える職人グループが、京の絞り職人衆 京都絞栄会です。
職人たちの匠の技、絞り独特の立体感が描く美しい作品の数々が4日間限定で展示販売されます。この機会にぜひご高覧下さい。

「鹿の子絞り」に代表される高度で精緻な技法も、今後は職人による技術の継承が途絶えてしまうかもしれません。
将来は作ることが出来なくなるであろうと言われる絞り着物も展示しています。これは必見です。

会場では専門の相談員が着物と帯のメンテナンスやコーディネートのご相談に無料で応じていますし、絞り着物の仮試着も出来ます。
また、流行の最先端を行くパリ、マレ地区のお店で熱い注目をあびているユニークな形をしたストールも並びました。

屏風・額などの作品のほか、絞り着物、帯、帯揚げ、長襦袢、スカーフやバッグ、和小物、洋装品、はぎれなども展示直販いたします。イタリアや香港でも引っ張りだこの人気商品や小物、グッズも並びます。
メンテナンスもお気軽にお問い合わせください。